2013年9月16日月曜日

猪苓湯:膀胱炎の漢方薬

今回は猪苓湯(ちょれいとう)です。
いつものように効能を見てみると“体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が渇くものの次の諸症:排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみ”とあります。
それほど使い方が難しいお薬ではないのでこれで良いのかもしれませんが、“体力に関わらず使用でき”この前置きは意味ないでしょ!あえて言うなら極端に体力が落ちている人には使えません。
猪苓湯は(チョレイ・ブクリョウ・タクシャ・アキョウ・カッセキ)の5種類の生薬で出来ています。このうちアキョウ以外は全て水を出す、尿を出す働きをします。アキョウには止血の効果があります。
つまり簡単に言ってしまえば、尿が出づらくなっている時、あるいは尿を出さなければならないときで、血尿を伴っていても大丈夫と言うことです。
まさに膀胱炎の症状です。尿が出づらかったり、すぐにトイレに行きたくなったり、血尿もあったりと言った症状です。
膀胱炎かなと思ったら、極端な体力低下がない、強い冷えを感じていない限りは試してみて下さい。
一点だけ注意は、カッセキを配合していますので長期連用はしません。予防にと思って続けてしまうと腎臓を傷めることがあります。急性膀胱炎に1週間程度をめどに使うお薬だと思って下さい。

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