2013年3月24日日曜日

温清飲:治りにくい湿疹に

このブログは漢方エキス剤の正しい使い方を紹介しています。
今回は温清飲(うんせいいん)です。

またいつものように商品パッケージ、注意書きの効能から見てみましょう。
“体力中等度で、皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの次の諸症:月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎”
また例によって体力中等度?
体力測定している場合じゃないです。

この温清飲は大きく分けると、血を作る成分と熱を取る成分の二つで出来ています。
皮膚がカサカサ・色つやが悪い、これは漢方で言う“血虚”、つまり血が量的に質的に少ない事による症状です。のぼせる。余分な熱、不要な熱がある状態です。
この余分な熱には、積極的に冷やして良い場合とそうでない場合があります。
積極的に冷やしてはいけない熱は、身体の消耗がひどく心身のバランスが崩れているような場合です。
温清飲は積極的に冷やす薬ですので、あまり身体が弱っている人は飲めません
熱というのは言い換えれば炎症と捉えられます。

まとめてしまうと、温清飲は血液に不足、貧血が根本にあって、炎症性の症状が身体の表面あるいは上部に表れている症状を改善、治療してくれます。
効能に“月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎”とありますが、月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症は温清飲がファーストチョイスになることは一般的にはあり得ません。

湿疹・皮膚炎の薬だと思って下さい。
皮膚の色悪い、あるいはカサカサとひび割れて血がにじむような、慢性、または慢性化しつつあるような湿疹の薬です。
アトピーのような場合にも向いている状態があります。

※飲んでいけないのは、寒がりの人、トイレが近い人、食欲がない人。このタイプの人は体調が悪くなるので飲まないで下さい。



治病求本

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