2014年9月9日火曜日

芍薬甘草湯:急な筋肉の痛みに

今回は一番使い方が簡単で即効性の漢方薬“芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)”です。いつものようにOTC薬の効能効果を見てみますと“体力に関わらず使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるものの次の諸症:こむらがえり、筋肉のけいれん、腹痛、腰痛”とあります。


特に何も言うことはないです。筋肉の痛みを和らげたり、筋肉の痙攣を抑えてくれる漢方薬です。甘草の量が多いので腎臓が悪い人や浮腫が出た人は使用には注意が必要です。そうしたことがない場合は、痛いと思ったら飲んでいただけるお薬です。
筋肉のけいれん・痛みを和らげる働きですが、この場合の筋肉は体を動かす骨格筋・横紋筋でも、内臓筋肉の平滑筋でも効果があります。ふくらはぎの痙攣でも、胃けいれんでも効くと言うことです。ど
んな筋肉でも効くというのは何ら不思議なことではありませんが、これが新薬、西洋薬だと違ってきます。横紋筋の痙攣には筋弛緩剤と呼ばれるお薬。内臓の痙攣・痛みにはブスコパンのような抗コリン薬を使います。



芍薬甘草湯に含まれている芍薬には緊張を緩める働きがあります。精神的な緊張というのもありますが、芍薬の場合は特に体、筋肉の緊張をゆるめてくれる訳です。
甘草は急激な症状、痛みに限ったことではなく、急な発熱、咳みたいなものでも、急な症状へのクッションのような、和らげてくれる働きがあります。ですので、芍薬甘草湯は急激な筋肉の痛みに効果があるということです。
実際にこむら返りが起きた時にどれだけ効果があるかは、試してみてください。
それからもう一点、長期連用する薬ではありませんので、予防のために飲むということはやめて下さい。


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