2014年6月15日日曜日

痛みだしたら桂枝加苓朮附湯

今回の漢方薬は桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)です。クラシエ薬品などでは桂枝加苓朮附湯と言う桂枝加朮附湯に茯苓を加えた処方で販売してます。実質的には大きな違いではないので同じものと思って頂いて良いです。
さて、いつもの様にOTC薬の効能効果を見てみると“体力虚弱で、手足が冷えてこわばり、尿量が少なく、ときに動悸、めまい、筋肉のぴくつきがあるものの次の諸症:関節痛、神経痛”とあります。
体力虚弱と言っても、曖昧さがあると思います。重要なのは本人がどう感じているかということで、疲れやすい、だるいと言ったことを感じていれば虚証、虚弱であるとしていいと思います。


この効能の中で一番需要なのは“冷え”です。手足の冷えと言うよりは四肢の冷えとすべきでしょうね。また、全身冷えて寒がりだというのも含まれます。裏返して言うとこの桂枝加朮附湯という漢方薬は温める作用により効果を発揮するわけです。
尿量は多くなければ問題無いです。頻尿で量もしっかり出ているということになると他の処方も考えないといけません。



桂枝加朮附湯は体内に貯留している不要な水と冷えが重なって関節痛や神経痛が起きているのを治す漢方薬です。
動悸、めまい、筋肉のぴくつきというのは特に重要ではありません。無視してよいです。
まとめてみますと、冷え特に四肢の冷えを感じ浮腫みやすいなど水分代謝の悪い傾向のある人の神経痛、関節痛に桂枝加朮附湯は効果があります。
もう一点、桂枝加朮附湯が適しているのは急性期の関節痛、神経痛。または、落ち着いていたのにまた急に痛み出したような場合です。

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