2014年6月8日日曜日

荊芥連翹湯

今回は荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)です。
花粉症の季節にも話題にはなりますが、実際は鼻の症状に関してはアレルギー性鼻炎ではなく蓄膿症、慢性鼻炎のほうが向いているでしょう。
まずはいつものようにOTC薬の効能効果を見てみると“体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの次の諸症:蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび”とあります。
またまた意味不明です。体力云々は表現として適切ではないし、あえて言えば体力無い人のほうが向いています。
皮膚の色が浅黒い?何が言いたいのでしょうか。。。すぐに削除したほうが良いと思います。
手足の脂汗...何を意味しているのでしょう?手足の火照りは重要な指標になります。
腹壁が緊張?もうこの効能の前提部分は荊芥連翹湯について何の意味もなしてないですね。
次の諸症以降の病名は適切です。蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、ニキビに荊芥連翹湯は効きます。ただ、慢性化した症状に対して有効ですので半年、一年と比較的長く続けて頂く必要にある処方です。



荊芥連翹湯が適する体質としては、熱虚証用の方剤ですので、喉が渇きやすく暑がりでのぼせやすく、疲れやすい人ということになります。
荊芥連翹湯は構成生薬が17種類と大きな処方であり、逆に一つ一つの生薬量は少なく、効力としては弱い、効きづらいと言わざるを得ません。漢方薬というのは構成生薬が多くなるほど対象となる証が限定され効きづらくなります。あまり第一選択として使ってほしいとは思わないですね。

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