2014年1月13日月曜日

胃腸を丈夫にしてくれる‘六君子湯’

今回は六君子湯(りっくんしとう)です。
いつものようにOTC薬の効能効果を見てみると“体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血症で手足が冷えやすいものの次の諸症:胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐”とあります。
例によって体力云々という表現は適切とは言えません。元気がない、疲れやすいと言った表現のほうが良いでしょう。貧血は全く関係ありません。冷えるのは手足だけではなく気虚、陽虚ですから全て冷えています。手足で言うならば、力が入らない脱力感と言ったほうが適当です。

六君子湯は胃腸の薬です。胃腸の弱さが原因で体が弱っている人の胃腸を丈夫にする漢方薬です。実際に効果のある症状としては効能の胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐のとおりです。これに慢性的な下痢症状も加わります。


六君子湯と似た漢方薬に四君子湯というのも有りますが、どちらも人参湯という漢方処方がベースになっています。胃腸疾患の中でも、栄養状態に問題が生じているような、ある程度深刻な場合に適しています。たまたまの胃痛や食べ過ぎの消化不良ということではなく、慢性的に胃腸が弱いために体重減少、あるいは太れないと言った状態に陥っているのが前提です。
長い間、胃腸に不調を感じている人の胃痛、胃炎、食欲不振、常習的な下痢、吐き気と言った症状を改善します。また一時的な症状緩和ではなく、胃腸虚弱自体を改善していく効果があります。吐き気がない場合は四君子湯で良いです。
六君子湯は胃腸が弱くて体重が増えない、食が細くて十分に食べられない人にお奨めできる漢方薬です。

0 件のコメント:

コメントを投稿