2013年12月10日火曜日

竹茹温胆湯

今回は竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)です。
基本的に竹筎温胆湯は風邪薬として使うお薬です。いつものように0TC薬の効能効果を見てみましょう。“体力中等度のものの次の諸症: かぜ、インフルエンザ、肺炎などの回復期に熱が長びいたり、また平熱になっても、気分がさっぱりせず、せきやたんが多くて安眠が出来ないもの”とあります。毎度のことですが体力云々は意味不明ですので無視して下さい。体力はあるに越したことはないでしょうし、体力がなければ病気しやすいだろうし、まして中等度って何でしょうね?

余計な事はさておき、かぜ、インフルエンザ、肺炎などの回復期に・・・・。簡単に言ってしまえば初期治療に失敗して風邪をこじらせ長引かせてしまった時に使うのが竹筎温胆湯です。


初期治療の失敗と言っても二通りあります。もともと陰虚で虚熱を感じている人などは風邪の熱がなかなか抜けず、微熱が続き治りにくい傾向にあります。普段から疲れやすく痩せて手足のほてりを感じやすい人は早めに竹筎温胆湯を服用したほうが良いでしょう。
もう一つは完全な誤治です。寒証ではないのに葛根湯などの辛温解表剤を使い、より内部に風邪を追い込んでしまった場合です。

風邪のひき始めだと、それだけで葛根湯や麻黄湯を用いてしまうことがあるようですが、あくまで、はっきりとした寒気がある場合だけ葛根湯や麻黄湯が効きます。ほてりや喉、口のかわきを感じる場合は逆効果になり悪化させますので注意しましょう。
いずれにしても風邪が長引いてしまい、熱がこもったようではっきりしない状態に竹筎温胆湯は効果があります。くれぐれもインフルエンザを治す薬ではありませんので、誤解のないように!


0 件のコメント:

コメントを投稿